厳選!おすすめの地デジ専用テレビブースター

結論から言ってしまうと、地デジ専用テレビブースターは、マスプロのUB18L-Pがおすすめです。
なぜ、UB18L-Pがおすすめなのか、ブースターメーカーの商品を、専門家の視点で重要な性能を徹底比較し分かりやすく解説します。
製品比較する地デジ専用テレビブースター
比較対象の製品は、以下の4つです。
ブースターと言っても、その種類は様々あります。ここでは有名各社から家庭用地デジ専用ブースターとしてラインナップされている製品をピックアップしました。
- 日立国際(旧:YAGI) DPW02
- DXアンテナ U20L1CB
- マスプロ UB18L-P
- 日本アンテナ UPA16K
雑音指数(NF)の性能比較
雑音指数は(NF)は、値が小さい方が良い性能です。
- 日立国際(旧:YAGI) DPW02:2
- DXアンテナ U20L2CB:1
- マスプロ UB18L-P:1
- 日本アンテナ UPA16K:1.5
DXアンテナ U20L2CB、マスプロ UB18L-Pの2つの性能が良いことを示しています。
利得(Gain)の性能比較
利得(Gain)は、値が大きい方が良い性能です。
利得は、ブースターに用いる材料の性質上、使用する周波数範囲や、部品性能のバラツキなどで性能が多少変化するので、カタログスペックでは範囲表記されています。
ここでは、その範囲の中で最も低い値で比較を行います。(ex:15~20⇒15で評価)
- 日立国際(旧:YAGI) DPW02:12dB
- DXアンテナ U20L2CB:15dB
- マスプロ UB18L-P:16dB
- 日本アンテナ UPA16K:14dB
マスプロ UB18L-P が最も性能が良いことを示しています。
定格出力
最後に、定格出力です。定格出力は、値が大きい方が良い性能です。
定格出力は、メーカーによって、性能を測定するための入力信号が、Analog7波+Digital9波の場合と、Digital9波のみの場合があります。
同じ製品の性能を測定した場合、入力信号がAnalog7波+Digital9波の場合よりも、Digital9波の場合の方が、数値が少し良くなりますが、ここではメーカーの記載値をそのまま掲載しています。
- 日立国際(旧:YAGI) DPW02:88dBuV
- DXアンテナ U20L1CB:90dBuV
- マスプロ UB18L-P:93dBuV
- 日本アンテナ UPA16K:90dBuV
ですので、マスプロ UB18L-P が最も性能が良いことを示しています。
総合性能の評価
グラフを見て頂ければ分かるように、雑音指数(NF)・利得(Gain)・定格出力共に、マスプロのUB18L-Pの性能が良い事が分かります。
DXアンテナのU20L1CBと、日本アンテナのUPA16Kは、定格出力の条件が厳しい時の値である事に注意しなければなりませんが、それを差し引いたとしても、マスプロのUB18L-Pは全体性能が良く、おすすめです。